睡眠は最初の3時間が勝負?

rem-nonremu

睡眠中のレム睡眠、ノンレム睡眠のリズムとホルモン分泌 (東京西川チェーン 眠り読本より)

こんにちは、ねむりの相談所、越屋ふとん店です。
今回のお話は、「質の良い眠り」のポイントは「正しいリズムで深く眠る」というお話。

人(成人)は睡眠中、うとうと(浅い眠り)→すやすや→ぐっすり(深い眠り)というリズムを
約1.5時間の間隔で繰り返しながら眠っています。
浅い眠り(うとうと)をレム睡眠、それ以外の眠り(すやすや-ぐっすり)をノンレム睡眠と言います。
トップの画像は、レム睡眠、ノンレム睡眠のリズムと睡眠中のホルモン分泌を図解したものです。

この図を見ると、寝入りばなの深い眠り(ノンレム睡眠)の時に、
成長ホルモンという名のホルモンが集中して分泌されているのが分かります。
この成長ホルモンは、
大人にとっては、組織の損傷を修復し、疲労回復を促し、
成長期の子供にとっては身体の成長を促してくれる非常に大切な役割を持っています。
朝、疲れが取れてスッキリ起きることが出来るのはこのホルモンのおかげなんですね。
ただし、このホルモンが効率的に大量に分泌されるのは眠りはじめてから約3時間の間だけ、
しかも、ぐっすりと熟睡しているという条件付きです。

明日に備えて心と身体の環境を整えるために大切な最初の3時間、
うとうと→すやすや→ぐっすりの正しいリズムで深く眠ることが大事なのです。

何時間寝ても疲れが取れない、熟睡感が無いと感じている人は、
浅い眠りが多く、眠りのリズムが乱れているのかもしれません。
そんな時は、自分に合った質の良い寝具を使い、眠りのリズムを整えることをおすすめします。
お気軽にご相談ください。

【今後の予告】
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