こんにちは、眠りの相談所、越屋ふとん店です。
「テレビで、毛布は羽毛布団の上に乗せた方が良いと見たのですが」
このような質問をいただくことがあります。
結論から申し上げますと、
・羽毛布団が一番上
・その下に毛布
が正解であると、私たちは考えています。
※ただしアクリル毛布はダメです(このお話しはまた後日いたしますね)
「なら、どうしてテレビでやっていたの?」
日本での羽毛布団の歴史。
今から40年以上も前でしょうか。
暖かさ、軽さ、柔らかさ。従来の綿布団と比べて画期的なものでした。
当時の毛布はゴワゴワ。肌ざわりの良い毛布は少なかったです。羽毛布団の肌ざわりの良さを感じられるよう、カラダに直接羽毛布団を。その上に毛布を。
私の父や祖父の時代には、こんな推奨をしていた時期もあったそうです。
羽毛布団の柔らかさ、暖かさ。
秘訣は空気をたくさん保持していることにあります。
空気が人体の暖かさを”保持”してくれます。
羽毛布団にたくさんの空気を含ませる。
そのためには羽毛布団の上に”重し”は乗せない方が良いです。
現在は肌ざわりの良いインナーケットが開発されています。
羽毛布団とカラダの間の隙間に上質なインナーケット、その上に羽毛布団。
越屋ふとん店では、こんな使い方を推奨いたします。
【今後の予告】
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